この記事ではオールインワンジェルでニキビができるかどうか解説しています。
結論から言うと、オールインワンジェルでニキビができることはありません!
オールインワンジェルでニキビができる、できやすい、というのは間違いであって、むしろ薬用成分配合のニキビケア用オールインワンジェルが多数あります。
さらにオールインワンジェルでニキビができにくくなる理由、ニキビにおすすめなオールインワンジェルの選び方、おすすめの成分などを紹介していきます。
- 1 オールインワンジェルでニキビができるって本当?
- 2 ニキビにおすすめなオールインワンジェルの選び方
- 3 ニキビの原因
- 4 ニキビの発生時期とニキビの原因
- 5 正しいニキビケア!基本のケア方法
- 6 ニキビの状態別のケア方法
- 7 ニキビ改善のためのスキンケア
- 8 ニキビ予防のための5つの生活習慣
オールインワンジェルでニキビができるって本当?
オールインワンジェルを使うと、ニキビができやすくなる、というわけではありません。
むしろ、逆に自分の肌にあったオールインワンジェルを選ぶことで、ニキビを防ぐことができます。
抗炎症作用成分入りのニキビに効果のあるオールインワンジェルなど、ニキビケアに特化したオールインワンジェルが多数あります。
ニキビを改善したい方は、抗炎症作用成分配合の薬用ニキビケアオールインワンジェルがおすすめですよ!
ニキビにおすすめなオールインワンジェルの選び方
- ニキビケアにおすすめな有効成分が配合されたものを選ぶ
- ニキビに刺激を与えない成分が配合されたものを選ぶ
- 保湿成分が多いものを選ぶ
- ノンコメドジェニック処方のものを選ぶ
- オイルフリーのものを選ぶ
ニキビ改善によいおすすめなオールインワンジェルを選ぶときには、以上の4つを気を付けましょう。
数多くあるオールインワンジェルの中でも、特にニキビ用に美容成分が配合されたオールインワンジェルを選ぶとよいですよ!
では、ニキビ改善に効果のあるオールインワンジェルの選び方を4つ紹介します。
ニキビ用オールインワンジェルの選び方①:ニキビケアにおすすめな成分配合のオールインワンジェルを選ぶ
- ビタミンC誘導体
- グリチルリチン酸ジカリウム
- サリチル酸
- 大豆イソフラボン
- トラネキサム酸
- アラントイン
上記のような成分は、ニキビケアのオールインワンジェルに含まれていて、ニキビ抑制におすすめです。
せっかくオールインワンジェルを選ぶなら、ニキビやニキビ跡の改善、ニキビができにくい肌にしてくれるようなオールインワンジェルを選びましょう。
抗炎症作用を持つ成分、整肌作用、角質を柔らかくする働きを持つ成分などニキビに効果のある成分は多数あります。
ニキビにおすすめな有効成分を深掘りして、1つずつ紹介していきますね!
ニキビに効果のある成分①:ビタミンC誘導体
最初に紹介するニキビに効果のある成分は、ビタミンC誘導体です。
ビタミンCを改良した誘導体で、肌なじみがよくなっています。
ビタミンCは色素沈着抑制、ニキビに効果があります。
ニキビに効果のある成分②:グリチルリチン酸ジカリウム
次に紹介するニキビにおすすめの成分は、グリチルリチン酸ジカリウムです。
グリチルリチン酸ジカリウムは甘草の根茎、根から抽出された成分です。
整肌作用、肌荒れ、ダメージケアに使用されます。
ニキビに効果のある成分③:サリチル酸
3つ目に紹介するニキビ抑制効果のある成分は、サリチル酸です。
サリチル酸は、微生物に対して抗菌作用を持ちます。
角化した肌と一緒に角質層に多く存在する細菌などを除去してくれます。
ニキビに効果のある成分④:大豆イソフラボン
4つ目のニキビ抑制効果のある成分は、大豆イソフラボンです。
大豆イソフラボンは、女性ホルモンと似た成分です。
肌の老化防止、しみ、しわなどの症状を予防してくれる効果があります。
ニキビに効果のある成分⑤:トラネキサム酸
5つ目に紹介するニキビを抑制してくれる成分は、トラネキサム酸です。
トラネキサム酸は、メラニンを生成する情報を伝達する物質をブロックし、シミの原因となるメラニンを防いでくれます。
また抗炎症作用もあり、ニキビの炎症を抑えてくれます。
ニキビに効果のある成分⑥:アラントイン
最後に紹介するニキビ抑制効果のある成分は、アラントインです。
アラントインは、アレルギーなどの刺激成分を抑える働きがあります。
肌の炎症が気になる方や敏感性肌の方にもおすすめの成分です。
ニキビ用オールインワンジェルの選び方②:ニキビに刺激を与えないオールインワンジェルを選ぶ
- 美白成分配合のオールインワンジェル
- 肌刺激があるオールインワンジェル
上記のようなオールインワンジェルは、ニキビに刺激を与える可能性があるのでなるべく選ばないようにしましょう。
特に美白成分が含まれたオールインワンジェルは、肌にピリピリとした刺激を感じることがあります。
もしピリピリとした刺激を感じることがあれば、なるべく使用をやめた方がいいでしょう。
また美白効果成分配合に限らず、使ってピリピリ感じるようなオールインワンジェルは使用をやめた方がいいでしょう。
ニキビ用オールインワンジェルの選び方③:保湿成分が多いオールインワンジェルを選ぶ
脂性肌だからといって、保湿成分を肌に与えないと、肌が皮脂が足りないと認識し皮脂を余計に分泌してしまうことに…。
この皮脂を多く分泌してしまうことを皮脂過多といいます。
皮脂過多は、あぶらとり紙などの使用によっても起こりやすく、毛穴に皮脂が詰まりやすくなってしまいます。
皮脂過多にならないためには、保湿成分を肌に補い、肌が潤いが足りていると認識させることが大事です。
保湿成分を含んだオールインワンジェルをあえて使うことで、皮脂をうまくコントロールできるようになり、ニキビができにくい肌になりますよ!
ニキビ用オールインワンジェルの選び方④:ノンコメドジェニック処方のオールインワンジェルを選ぶ
ノンコメドジェニック処方のオールインワンジェルは、コメドができにくい成分が配合されています。
毛穴に皮脂や角質が詰まりにくくして、ニキビができにくい肌環境に整えてくれます。
毛穴に皮脂、角質、汚れが詰まった状態を「コメド」といいます。
コメドは、肌でいう白ニキビの状態で、そのままにしておくと赤ニキビや黒ニキビにだんだんと状態が悪化していきます。
まず、白ニキビを増やさないためには、ノンコメドジェニック処方のオールインワンジェルを選びましょう。
ニキビ用オールインワンジェルの選び方⑤:オイルフリーのオールインワンジェルを選ぶ
オイルフリーのオールインワンジェルを使うと、ニキビができにくい肌環境に整えてくれます。
もしオイルが入っているオールインワンジェルを使ってしまうと、皮脂過多の肌状態になってしまい、毛穴に皮脂が詰まりやすくなります。
皮脂が毛穴に詰まると、ニキビができやすくなり、ニキビが悪化しやすい状態に…。
オイルフリーのオールインワンジェルを使って、ニキビの原因となる皮脂過多を防ぎましょう。
ニキビの原因
ニキビの原因は、ホルモンバランスの変化、食事、間違ったスキンケアなどがあります。
オールインワンジェルは「間違ったスキンケア」のスキンケア時の摩擦を軽減できます。
しかし落とし穴もあります。
オールインワンジェルは基本一つでスキンケアができるという一品です。
そして必ずしも日々の肌の調子が同じとは限らないのが現実です。
保湿成分や油分成分が毎日同じ成分のケアで自分に満足いくようなオールインワンジェルを選択する必要があります。
ニキビの発生時期とニキビの原因
- 思春期ニキビ
- 大人ニキビ
①思春期ニキビ
10代に主にみられ、皮脂分泌が多く発生します。
②大人ニキビ
20代以降にみられ、乾燥やホルモンバランス、食事などが関わって発生します。
正しいニキビケア!基本のケア方法
肌を清潔に保ちながら保湿をすることが大切です。
肌が乾燥してしまうと皮脂分泌、角質増殖が過剰になり、毛穴を詰まらせることによってニキビの原因となります。
ニキビの状態別のケア方法
- 初期段階:白ニキビ~黒ニキビ
- 炎症している状態:赤ニキビ
- 膿がたまった状態:黄ニキビ
①初期段階:白ニキビ~黒ニキビ
毛穴に皮脂がたまり始めた状態。
内容物が顔を出した状態では黒ニキビと言われることもあります。
②炎症している状態:赤ニキビ
細菌が増殖し、毛穴周囲に炎症を起こしている状態です。
③膿がたまった状態:黄ニキビ
化膿ニキビといわれ、炎症が更に悪化し、跡や色素沈着の元となります。
ニキビ改善のためのスキンケア
- しっかり洗顔し汚れや皮脂を落とす
- 刺激が強い洗顔料(スクラブ入り、酵素洗顔など)は使わない
- ニキビの部位を強くこすらない
- 肌に刺激があるスキンケアの使用を控える
- 保湿が足りないと感じた時は乳液などをプラスする
- 皮脂を取り過ぎないように気を付ける
以上に、ニキビ改善のためのスキンケア方法を6つ挙げました。
洗顔や保湿はニキビ改善にはとても大切な要素ですが、以上のようなことを守らなければ逆に肌が荒れてしまう原因になりかねません。
肌はとてもデリケートな部分なので、細心の注意を払ってケアをしたいですよね!
次に、1つずつニキビ改善のためのスキンケア方法を紹介していきますね!
ニキビ改善のためのスキンケア①:しっかり洗顔し汚れや皮脂を落とす
最初に紹介するニキビ改善のためのスキンケアは、しっかり洗顔して汚れや皮脂を落とす、ということです。
毛穴の汚れはニキビの原因となりやすいです。
肌を傷つけないようにしっかり洗い、肌表面の汚れや余分な皮脂を落としましょう。
ニキビ改善のためのスキンケア②:刺激が強い洗顔料(スクラブ入り、酵素洗顔など)は使わない
2つ目のニキビ改善のためのスキンケアは、刺激が強い洗顔料を使わない、ということです。
刺激が強い洗顔料を使ってしまうと、逆に肌が荒れる原因になってしまうことも。
例えば、できてしまったニキビにスクラブ入り洗顔料を使うと、ニキビが潰れてしまうことがあります。
ニキビが潰れてしまうと、毛穴の広がりやクレーターの原因になってしまうので、注意が必要です。
肌に優しい洗顔料で、なるべく刺激を与えないように洗顔しましょう。
ニキビ改善のためのスキンケア③:ニキビの部位を強くこすらない
3つ目に紹介するニキビ改善のスキンケアは、ニキビの部位を強くこすらないということです。
ニキビができてしまうと、ついつい気になって、指で触ってしまいたくなりますよね。
でもなるべくニキビを触らないように気を付けましょう。
ニキビを触ってしまうと、悪化してしまうので、気になる場合はニキビパッチなどの商品を使うのがおすすめです。
鎮静効果のあるニキビパッチも販売されているので、ニキビを触って悪化させた経験のある方はぜひニキビパッチを試してみてくださいね!
ニキビ改善のためのスキンケア④:肌に刺激があるスキンケアの使用を控える
4つ目に紹介するニキビ改善のためのスキンケアは、肌に刺激のあるスキンケアをなるべく使わないことです。
特に、肌にピリピリ感のあるスキンケアは避けた方がいいです。
またニキビが潰れそうに悪化している場合も、無理に洗顔をしないようにしましょう。
ニキビ改善のためのスキンケア⑤:保湿が足りないと感じた時は乳液などをプラスする
5つ目のニキビ改善のためのスキンケアは、保湿が足りない時は乳液などの保湿を足す、ということです。
保湿は、ニキビの原因になる過剰な皮脂分泌を防ぎます。
保湿成分の多いものを選び、刺激を与えないようにケアしましょう。
特に高い保湿力を誇る成分は以下のとおりです。
ニキビ改善のためのスキンケア⑥:皮脂を取り過ぎないように気を付ける
最後に紹介するニキビ改善のためのスキンケアは、皮脂を取り過ぎないように気を付ける、ということです。
あぶらとり紙や洗顔のしすぎなどが原因で、皮脂が著しく低下すると、皮脂過多に陥ることがあります。
皮脂の取り過ぎには注意しましょう。
ニキビ予防のための5つの生活習慣
- 顔に触れる寝具を清潔に保つ
- ストレスを溜めない
- 睡眠を十分にとる
- 緑黄色野菜やタンパク質などをバランスよく取る食事生活をする
- 顔に触れる寝具を清潔に保つ
上記は、ニキビができにくくなる5つの生活習慣です。
これらの生活習慣を心がけるだけで、ニキビができにくくなるので、なるべく実践しましょう。
ストレス、睡眠不足、ホルモンバランスの乱れ、偏った食生活などの生活習慣もニキビの原因となります。
できる範囲で改善し、正しい生活習慣を心がけましょう。