オーガニックコスメがアレルギーの原因になる?本当は恐ろしいオーガニックコスメ

オーガニックコスメがアレルギーの原因になる?本当は恐ろしいオーガニックコスメ

「オーガニックコスメ」と聞いてイメージすることは・・・

「自然派」「天然由来」「有機無農薬栽培」など、肌や地球に優しい成分で作られている、と言う印象を持っている方が多数だと思います。

その為、敏感肌の方が化粧品を選ぶ際、候補として「オーガニックコスメ」を挙げる方も多いと思います。

ここでは、優しいイメージのオーガニックコスメが、まさかアレルギーの原因になるなんて事があるの?そんな疑問について、解りやすくご案内したいと思います。

オーガニックコスメのアレルギーの原因について

アレルギーの原因については、個人差があり様々ですが。

化粧品で生じるアレルギー反応について端的にお伝えするならば「成分と肌との相性」と表すのが最も適していると思います。

例えば、食品でも、一般的には身体に良いと言われる「蕎麦」や「卵」などでも、アレルギー反応が出てしまう為に食べる事が出来ない方もいらっしゃいますよね。

中には、アナフィラキシーショックのような重篤な反応が出る方もいらっしゃるから、お食事の際には食材に気を付けておられる方も多いと思います。

そうしたアレルギー反応は、例えば「有機無農薬栽培されたそば粉」でも「餌にこだわった平飼いの鶏が産んだ卵」でも生じます。

それは、アレルギーの原因の大多数が「どのように育てられたか」ではなく「成分が合うかどうかによるもの」だからです。

肌も同じように、どんなにこだわって無農薬で育てられた植物由来の成分を使っていたとしても、その成分がその人の肌との相性が合わない場合、痒み、赤み、発疹など、様々なアレルギー反応が出てしまう事があるのです。

オーガニックコスメとは

「オーガニック」とは、 化学農薬や化学肥料を使わない「有機栽培」を意味します。

なので「オーガニックコスメ」とは、一般的に「有機栽培で育てられた植物由来の原料を使いつくられている」化粧品の事を指します。

海外では、オーガニックコスメを名乗るには、政府機関や認証機関による厳しい基準が設けられている国もあります。

しかしながら、実は、日本には化粧品に関する「オーガニック認定」の基準はありません。

食品には、農林水産省が定める「有機食品の検査認証制度」がありますが、化粧品にはそういった制度は無いのです。

なので、各メーカーが独自の基準で「オーガニック」をうたう事ができる為、例えば多数の成分の中で、たった1つだけ、オーガニックの植物由来原料を

わずかに配合しただけでも「オーガニックコスメ」として販売する事も出来てしまうのが現状です。

オーガニックコスメの「自然由来」「天然由来」という神話

「自然由来」「天然由来」の成分と聞くと、肌に優しく安心で安全だとイメージする方が多いと思います。

ですが、植物の中にも、触れるとかぶれる漆のようなものや、唐辛子やワサビのように刺激成分を含むものも存在します。

また、自然のものは、天候や産地などによる生育状況にバラつきが生じる為、品質が常に安定していないという事もあります。

その為、自然だから、天然だから、イコール肌に優しいとは言い切れません。

一方、一般的に自然や天然に比べて良くないイメージを抱かれる方の多い「合成由来」ですが、むしろ天然由来よりも安全性が高いものも多く存在します。

特定の成分を化学的につくり出したものである為、不純な成分を含まない為、衛生面や純度において、より安全であるという場合も多いのです。

アレルギーが起きる原因について

一括りに「アレルギー」と言われる中でも、その詳細は、個人により様々です。

例えば、春になると花粉症になる方、ハウスダストで喘息になる方、おそばや牛乳など、特定のものを食べる事で蕁麻疹が出る方などなど・・・・・・

何が原因になりどのような症状が出るかは、個人差が大きく、多岐にわたります。

アレルギーの原因は、一般的には体に良いと言われている栄養素や成分であっても、その人にとって「異物(抗原・アレルゲン)」と判断されると、自分の体を守る為に免疫反応が過剰になり、様々な症状となって現れるのです。

化粧品を使用する事で生じるアレルギーは、一般的に「接触皮膚炎」と呼ばれます。

接触皮膚炎の原因は、大きく分けて下の2通りあります。

  1. 「刺激」による接触皮膚炎
  2. 「アレルギー反応」による接触皮膚炎

原因①「刺激」による接触皮膚炎

注射の際、消毒のアルコールで皮膚が赤くなる、強い酸性またはアルカリ性でヒリヒリする、摩擦で炎症が起こるなど、刺激を受ける事で何等かの症状が出る状態です。

外的刺激から肌を守る「バリア機能」の低下や季節の変わり目など、肌が敏感に傾いている時にはより生じやすくなります。

原因②「アレルギー反応」による接触皮膚炎

本人にとって異物と判断されるものが触れたり入り込む事で起こる過剰な免疫反応です。

アレルゲンに接する事で、それがどんなに僅かな量でも反応を起こす場合があり、アレルゲンに接すると、都度症状を繰り返します。

いずれの場合も、代表的な症状は、赤み、痒み、発疹、火照り、ひりつき等と共通する場合が多く、原因を見極めるのは難しい為、すぐに症状がひかない場合、早めに皮膚科専門医に相談する事がおすすめです。

アレルギーの出ない化粧品を選ぶ方法とは?

上で述べた通り、アレルギーの原因になる成分は人それぞれの為、一般的にはどんなに肌に優しい成分であっても、その人の体が「自分にとっての異物」と判断してしまうと、症状が出てしまいます。

その為、既に合わない成分が特定できている場合は「全成分表示」を確認して購入するという方法があります。

しかしながら、成分の特定が出来ていない場合、新しい化粧品が肌に合うかどうかを見極めるには、実際に商品を試してアレルギー反応の有無を判断するしかありません。

そこで、新しい商品を使用する際には、いきなり顔全体に付ける事は避け、「使用テスト」をしてから使い始める事をおすすめします。

使用テストの方法

使用テストの方法で一般的なものは、二の腕の内側で試す方法です。

二の腕の内側は皮膚が柔らかく、反応が出やすい部分だからです。

この部分に、500円玉大に使用したい化粧品を付け、赤み、痒み、刺激、発疹などの症状が起きなければ、同様に朝晩2回付ける事を3日間繰り返します。
3日間続けて症状が出なければ、通常は顔に使用しても問題が無い事が殆どです。

※顔と体では皮膚の厚みが異なる為、二の腕の内側では問題がない場合でも、まれに顔に使用した際に症状が出る事もあります。

しばらく使用を続けてから症状が出ることも

化粧品は使用してすぐ症状が出る場合だけでなく、しばらく使用を続けてから症状が出る場合があります。

いずれにしても、症状が出た場合はすぐに洗い流し、その部分は症状が治まるまで何も付けずに様子を見て下さい。

接触アレルギーの場合、その人にとってのアレルゲンを含む商品の使用を控える事で症状が落ち着く事が殆どです。

ですが、使用を控えても改善しない場合は、悪化を防ぐ為にも、速やかに皮膚科専門医に相談しましょう。

オーガニックコスメのアレルギーの原因についてのまとめ

オーガニックコスメを検討される方は、肌や環境の事を考えていらっしゃる方が多いと思います。

肌が敏感な方にとって、自分に合う化粧品選びは本当に大変なもの。

どうか「オーガニックコスメ」という表面的なイメージだけで判断せず、メーカーの信頼性、成分や肌との相性などをしっかりとご確認いただき、ご自身にとっての「運命の1本」に巡り合う事が出来ますように。

この記事が、少しでも読んでくださっている皆さんの化粧品選びにお役立ていただけましたら、嬉しく思います。

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