この記事では「なぜウォーターピーリングでは角栓が取れないのか」を解説します。
結論から言うと、ウォーターピーリングで肌をケアすると、毛穴の汚れが取れるため、角栓が取れやすくなります。
ただしウォーターピーリングを1回使っただけで、ポロッと角栓が取れる、という魔法の道具ではないので、注意が必要です。
記事内で、ウォーターピーリングを使った角栓のケア方法を紹介していきます♪
ウォーターピーリングでは角栓が取れない?
ウォーターピーリングは、水や液体を使用して毛穴を洗浄する方法です。
肌のざらつき、毛穴の開きや黒ずみ、毛穴につまった角栓を改善してくれると話題の美容法です。
しかし、ウォーターピーリングでは角栓が取れないとの声も時々あります。
ウォーターピーリングや角栓ケアについて詳しく見ていきながら説明したいと思います。
ウォーターピーリングの種類4つを解説!
- ハイドラフェイシャル
- 毛穴吸引
- 超音波洗浄
- セルフケア専用美顔器
ウォーターピーリングには、主に上記の4種類があります。
ウォーターピーリングの種類により効果や価格も様々なので、それぞれの特徴についてご説明します。
①ハイドラフェイシャル
ピーリング剤の使用で角質を軟化して毛穴の汚れを吸引しながら、同時に美容液を導入する方法です。
美容クリニックなどで施行されており、値段は15,000~20,000円と高めですが、最も効果を期待できます。
②毛穴吸引
毛穴に詰まった汚れを吸引して取っていく方法です。
毛穴吸引後は、しっかり保湿や鎮静を行わないと毛穴が広がったままになってしまい、肌トラブルの原因になるので注意が必要です。
③超音波洗浄
超音波振動で毛穴の汚れや皮脂、古い角質などを取り除く方法です。
④セルフケア専用美顔器
セルフケア用に販売されているウォーターピーリング美顔器のことです。
超音波洗浄の機能にプラスして、イオン導入やEMS機能などの美容機能がついているものが多いです。
角栓の原因
そもそも角栓ってどうやって出来ているのか、角栓の原因について説明します。
肌の表面は毛穴の中までつながっていて、毛穴の中も表面と同様に古い角質が少しずつ剥がれ落ちています。
剥がれた古い角質と皮脂が混ざって毛穴の中に詰まったものが角栓です。
つまり、余分な古い角質や皮脂をしっかりケアできていないことが角栓を作ってしまう原因なんです。
角栓を悪化させるNG行動
角栓は最初から大きく目立つものではありません。
徐々に目立つようになってきます。
角栓を悪化させてしまうNG行動には、こんなものがあります。
- 角栓を押し出す
- スクラブで擦る
- コンシーラーの厚塗り
- 界面活性剤入りのクレンジングオイルでマッサージする(マッサージ用オイルはOK)
まとめると物理的な刺激は全てNG行動です。
炎症を起こして更に角質が肥厚したり、刺激で皮脂が過剰に生成されたりするので悪循環になります。
出来てしまった角栓をケアする方法4つ
- 洗顔料やクレンジングオイルを使い皮脂や汚れを落とす
- 洗顔前にホットタオルで肌をほぐす
- 外出時だけじゃなく室内でも紫外線対策を行う
- 余分な皮脂分泌を抑える
上記の出来てしまった角栓をケアする4つの方法を紹介します。
出来てしまった角栓は毎日正しいスキンケアを行うことで、徐々に小さくなって目立たなくなっていきます。
角栓ケアをするときは、上記のポイントをぜひ意識してみましょう。
1つずつ解説していくので、毎日のスキンケアに取り入れてみてくださいね!
角栓ケア①:洗顔料やクレンジングオイルを使い皮脂や汚れを落とす
角栓に悩んでいる方で多いのが、洗顔料を使用せず水だけで洗顔してしまうことで、角栓が悪化する場合です。
皮脂、肌の汚れ、角栓は水だけでは取れません。
また、逆に強すぎる洗浄力の洗顔料やクレンジングは肌の刺激になってしまいます。
特に界面活性剤の入ったクレンジングは、角栓が詰まりやすい性質を持つため、注意が必要です。
自分の肌に合った洗浄力の洗顔料やクレンジングオイルを使って、皮脂や角栓をケアしましょう。
角栓ケア②:洗顔前にホットタオルで肌をほぐす
洗顔やクレンジングの前に、ホットタオルやスチーマーを使って肌をほぐしましょう。
肌を温めることで、肌のごわつきが改善し、毛穴が開き汚れが落ちやすくなります。
毛穴が開いた状態で、洗顔することで、より効率よく毛穴に詰まった汚れを落とせます。
ホットタオルを作るのは手間がかかって嫌!という方は、スチーマーがおすすめです。
お手頃価格のスチーマーが5,000~15,000円程度で販売されているので、ぜひ試してみるといいですよ。
角栓ケア③:外出時だけじゃなく室内でも紫外線対策を行う
外出時だけじゃなく室内に居る時でも、紫外線対策を行い、肌を紫外線から守りましょう。
紫外線は肌にダメージを与えて表面の乾燥やターンオーバーの遅れを引き起こします。
そうすると、毛穴が開いたり、角栓が詰まりやすくなってしまいます。
角栓ケア④:余分な皮脂分泌を抑える
正しい生活習慣やバランスよい食事を心掛けましょう。
体のバランスが崩れると過剰な皮脂分泌の原因となります。
また、乾燥も皮脂分泌を活発にしてしまうのでしっかり保湿しましょう。
ビタミンC誘導体の化粧品を使用することも効果的です。
ウォーターピーリングが角栓が取れないと感じる理由
冒頭にお話した、ウォーターピーリングでは角栓が取れないと感じる理由についてです。
角栓を悪化させるNG行動でも説明したとおり、角栓ケアに物理的刺激はNGです。
そのため、ウォーターピーリングが肌に刺激になってしまって、正しい角栓ケアが出来ていない場合に効果を感じられないのだと思います。
角栓ケアにウォーターピーリングを取り入れる場合の注意点
もし角栓ケアにウォーターピーリングを取り入れたい場合は、肌への負担をかけないことが大切です。
おすすめは、ハイドラフェイシャルです。
理由は、肌への負担がとても少ないウォーターピーリングだからです。
また、ピーリング・毛穴吸引・美容液導入の3つを同時にしてくれるため、毛穴ケアとしての効果も高いものです。
逆に、セルフケア専用美顔器は効果が高くないものが多く、間違ったやり方で肌へ負担をかけてしまうこともあるため注意しましょう。
ウォーターピーリングで角栓がとれないと感じる理由のまとめ
【 この記事のまとめ 】
- ウォーターピーリングでは角栓は取れない
- おすすめのウォーターピーリングはハイドラフェイシャル
- 毎日の角栓ケアで毛穴がきれいになる
ウォーターピーリングで角栓が取れないと感じる理由を紹介しました。
ウォーターピーリングで角栓をケアしたい方は、肌に負担の少ないウォーターピーリングを取り入れてみましょう。
また、毎日のスキンケアで角栓を詰まらせないようにする正しい角栓ケアをしましょう。